今回私が出展したのは、
《Disneyland Project》と題して企画したプロジェクトの記録映像/写真です。

プロジェクトは3人のスタッフの協力のもとに10月末に行われ、その記録を
インスタレーション形式で展示しました。

《Disneyland Project》について(三日目に設置した展示パネルより。一部変更。)
このプロジェクトは、ディズニーという存在を外部からの視線で眺める試みとして企画されたものです。ディズニーの存在は私たちの生活のいたるところに入り込んでいます。広告のイメージキャラクター、ケータイの待ちうけ…ディズニーランドまで行かなくても、私たちは毎日どこかしらでディズニーの存在を目にし、関わっています。これほど身近な存在でありながら、いやあるからこそ、私たちはディズニーという存在を特に深く意識しません。そこで、今回はディズニーをテーマに取り上げることで、ディズニーの存在を対象化しようと考えました。
その背景には、私が日ごろ感じているディズニーに対する抵抗感があります。より正確には、ディズニーに対する人々の反応についての違和感。ミッキーと見れば誰もが口をそろえて「カワイイ」と叫び、若い女の子はほとんどお揃いのようにしてミニーのストラップやキーホルダーを下げている。そうやってディズニー世界の内部に当たり前のようにどっぷりと浸かっている。あまりに多くの人がディズニーの存在に対してこうした均質で一様な反応を取るので、私はディズニーというものの何が人々をそこまでひきつけるのかを探りたくなったというわけなのです。
プロジェクトは東京ディズニーランドで私の企画のもと行ったゲリラ的活動や一般来場者の楽しむ様子を映像及び写真で記録する形で構成されています。撮影は先月31日、ハロウィーンの日に3人のスタッフとともに行いました。この日はハロウィーンイベントとして特別に仮装での入園が認められ、パーク内はディズニーキャラクターに扮した大勢の客で賑わっていました。
この仮装についてはいくつか決まりがあり、ディズニー以外のキャラクターへの仮装は禁止されています。今回私はディズニーの存在を外部から眺める象徴としてディズニーランドにピカチュウを投入しましたが、実のところピカチュウは入園を許可されておらず、撮影は警備員の目を盗みつつ、かなりの緊張感の下に行われました。実際、撮影中には何度か警備員に注意を受けており、今回展示したのはそうした状況の中でかろうじて撮影することができた数少ない瞬間です。
以上の主旨で行ったのが、今回の《Disneyland Project》です。
展示した映像/写真の中からいくつか抜粋してご紹介します。





